遺影・考3- 「死絵(しにえ)」について

遺影・考3- 「死絵(しにえ)」について
例えば、これらの記事に、遺影と「死絵」の関係が記されています。 「変わりゆく遺影―絵から写真に、そしてまた「絵」に」 「遺影写真の歴史と変化」 総じて、現在の「遺影」の起源が「死絵」にあるのではないか? という話です。「死絵」については、まずwiki情報を。また、画像検索すれば、いろいろ出てきます。 ざっと簡単に整理します。 種類・・・浮世絵。 用途・・・主に歌舞伎役者が死...

遺影・考2- 2000年前の遺影?

遺影・考2- 2000年前の遺影?
※本稿は2017年9月3日の投稿を加筆修整したものです。 2017年8月に東京ビッグサイトで開催された「エンディング産業展」は、テレビの報道番組やワイドショーでもそこそことりあげられ、いわゆる「エンディング」に関して一般の方々にも関心が高まってきたような気がしました。左はそのガイドブックです。 この中身は出展社の一覧なのですが、ちょっと目についたのは、裏表紙にあるアスカネットの広告です。ア...

遺影・考 1-現状は?

遺影・考  1-現状は?
ネット情報ですが、こんなのがあります。 『安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ」の創出に向けた普及啓発に関する研究会報告書』 平成24年4月に経済産業省商務情報政策局サービス政策課サービス産業室から出された報告書です。全体的に見て、私自身が考える世間一般の感覚から大きく逸脱するようなことはないのですが(当然ですが)、改めて現実を突きつけられると、なかなか感慨深いものがあります。 ...

遺影・考(はじめに)

遺影・考(はじめに)
先日、日本葬送文化学会で『肖像の変遷からみる「遺影」の役割』について発表したのですが、やらた緊張するわ、時間は足りないわで、ぜんぜんだったわけです。学会の先生方に教えを乞い、一応論文といえる体裁を整えて『葬送文化.19』に全文を掲載していただいています。で、書き足りなかったことを含め、もっとゆるい文章で書いておきたいな、と思い、ここに『遺影・考』と題して書き進めます。 「遺影」については、大...

中国(北京周辺)-葬送事情(終)

中国(北京周辺)-葬送事情(終)
承前。 最終回は葬儀とは関係なく、北京周辺の写真です。 お楽しみあれ。 前向きの小さな一歩は、文明の大きな一歩! ハーゲンダッツじゃないよ。 北京ダック。あんまり好きではありませんでした。 レストランも広いです。 レンタサイクルだろうと思います。 クロネコじゃないよ。 街中の露天商。こういうの...

中国(北京周辺)-葬送事情(13)

中国(北京周辺)-葬送事情(13)
承前。 霊園見学は前回で終わり、最後に「北京社会管理職業学院」に行きました。 ここは、葬儀関連のあれこれについて学ぶ学校だそうです。 学部は七つあるそうで、その一つ殯儀系の葬祭部門を見せていただきました。この部門は、葬儀実務、遺体保全、火葬技術、霊園、墓の設計などの実践的な教育を受けられるそうです。 一緒に行った日本の葬祭関係者によると、日本の技術の方がはるかに進んでいるそうです。 ...