中国(北京周辺)-葬送事情(11)

中国(北京周辺)-葬送事情(11)
承前。 「八達嶺陵園」を出、万里の長城を横目に見ながら、「天寿陵園」に向かいます。小一時間くらいでしたか。 到着したところは、ぱっと見た目に、故宮。 手前に川、奥に山を望み、東西南北を合わせるなど、いわゆる風水の考え方に沿って造られたのだそうです。 とはいえ「川」は人工だそうですから、強引なことこのうえなののですが、中国的にはそんなものなのでしょう。 「天寿陵園」の場所はこち...

中国(北京周辺)-葬送事情(10)

中国(北京周辺)-葬送事情(10)
承前。 日本でも、従来通りのお墓の形式に捕らわれない葬儀や納骨の方法が模索されています。 これは中国も同じようで、ここでは「花葬」「芝生葬」「壁葬」「海洋的礼装」と呼ばれるいわゆる墓石を使わないタイプの墓地も何種類か販売されています。価格と土地面積が抑えられるメリットがあるとのこと。 樹木の下にお骨を埋める「樹木葬」も1993年頃スタートしたそうですが、害虫による自然破壊、生態系の保...

中国(北京周辺)-葬送事情(9)

中国(北京周辺)-葬送事情(9)
承前。 今回は「八達嶺陵園」のVIPなお墓特集です。 いや、これ銅像だろ? という感慨もひとしおなんですが、中国のお金持ちはこういうところに払うお金にも糸目をつけないんですねぇ。こういう文化があれば、彫刻家などの芸術家も生計が立ちやすいでしょう。 いいなぁ。 二人のお子さまのお父さんなんでしょうね。左側には、父上の幼少期からの写真があります。 お母上は...

中国(北京周辺)-葬送事情(8)

中国(北京周辺)-葬送事情(8)
承前。 「八達嶺陵園」の墓地内に入っていきます。 今回は、主に墓石に使われている「写真」を見ていきます。 中国では、夫婦墓もしくは個人墓で、現世の名前と生年・没年、そして墓を立てた人の続柄と期日が記されます。ちなみに中国には「戒名」はありません。書き方にはバリエーションがあり、「親孝行な子供たちが建てたよ」などという自画自賛的な書き方があって、謙虚な日本人的にはちょっと笑ってしまうの...

中国(北京周辺)-葬送事情(7)

中国(北京周辺)-葬送事情(7)
承前。 北京のホテルを出て、「八達嶺陵園」へ向かいます。 八達嶺といえば八達嶺長城が有名らしくこちら。八達嶺陵園の場所はこのあたり。 八達嶺長城からわかるよう、万里の長城の観光スポットの一つ。八達嶺陵園は八達嶺国家森林公園の中にあります。「陵園」の陵は、天皇陵の「陵」で、中国語でも 丘陵とか、 陵,大きな墳墓 という意味みたいです。 しかしまあその広大なこと、という説明をしたかったの...

中国(北京周辺)-葬送事情(6)

中国(北京周辺)-葬送事情(6)
承前。 「涿州市殯管所」見学を終えたのは夜も更けた時刻で、これから北京のホテルまで戻るわけですが、その途中で、会食ができるレストランに立ち寄りました。田舎のレストランとしては一般的なタイプらしいです。 料理については詳しくないので、一つ一つ説明できませんが、まあ、大量に出てくる出てくる・・。というのが中国式だそうで、中国人の案内人ですら「もったいないのでこういう習慣はやめたほうがいい...

中国(北京周辺)-葬送事情(5)

中国(北京周辺)-葬送事情(5)
承前。 「涿州市殯管所」です。 火葬施設だけでなく、式場や納骨堂、墓地もあります。 現代の中国(北京周辺のデータかもしれまんせん)では、火葬率60%だそうです。まだまだ土葬が残っています。 単純にいえば、土葬ではお墓が大きくなるため、特に都市部での土地不足を回避するために火葬が推奨されだした、とのこと。もちろん、衛生面とかいろいろ口実はあるのでしょうが。 ただ、ここに見るよう...