承前。

「涿州万佛霊園」から出発し、同じ涿州氏の殯管所に行きました。今回は、その道中の様子を簡単に。
どの程度の田舎なのか? ということがなんとなく理解できるのではないかと思います。
北京からたかだか1時間自動車を走らせるだけで、こういう田舎になるのです。

ちなみに「殯」(ヒン と読みます)の意味は下記。(wiki)
『 殯(もがり)とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼で、死者を本葬するまでのかなり長い期間、棺に遺体を仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終的な「死」を確認すること。その棺を安置する場所をも指すことがある。殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、『万葉集』では「あらきのみや」)という。』

冒頭に「日本の古代に・・」とありますが、元は中国だろうね、という理解でよいんではないでしょうか。



道路の両側には植樹があり、下部が白く塗られています。人工照明が少ないので、月の出ない夜などは真っ暗。なので、どこが道路かを示すものだそうです。


「手机」は携帯電話。他に、電動バイクや自動車のためのバッテリーショップも多く見かけます。


露天商。


露天で生肉を売っています。


東南アジアではよく見る風景ですね。


中央の赤いベスト?のおばちゃんは、携帯電話(スマホかな?)を見てるのです。


バス移動で降りられませんでしたが、歩くと楽しそうです。


「涿州市殯管所」に到着。見て分かる通り、火葬場の煙突です。


次回はこの「涿州市殯管所」の中に入ります。