承前。

北京のホテルを出て、「八達嶺陵園」へ向かいます。
八達嶺といえば八達嶺長城が有名らしくこちら。八達嶺陵園の場所はこのあたり

八達嶺長城からわかるよう、万里の長城の観光スポットの一つ。八達嶺陵園は八達嶺国家森林公園の中にあります。「陵園」の陵は、天皇陵の「陵」で、中国語でも 丘陵とか、 陵,大きな墳墓 という意味みたいです。 しかしまあその広大なこと、という説明をしたかったのですが、面積がわかりません。とほほ。観光などで入るところでもないし、ネット情報も見当たりません。

北京中心部から50キロくらいなんです。自動車で普通にいけば1時間くらいなところ、まあ、延々と道路が混んでいて、3時間くらい掛かりましたよ。お蔭で、万里の長城見物ができなくなったのが悔やまれます。



街中の警察です。


北京市街から、ずっとこんな感じの混雑。空気は悪いし、どうにかしてますな。案内人によると、中国人は見栄っ張りなので、高級車に乗りたがるのだそう。


市外に出ると、いきなりこんな田舎になります。


山の奥へ。


ラクダもいますよ。


万里の頂上を斜めにみながら。


八達嶺国家森林公園に到着。この入り口ではなくて、左側から自動車でしばらくいけば八達嶺陵園に辿り着きます。


山羊やら飼い犬もいました。


八達嶺陵園の正面入り口です。


電動自動車。10人くらいが乗れます。これで墓地内を移動します。とにかく広く、昇り降りもありますので、徒歩ではそうとうキツいでしょう。


これは納骨の時に使う特別な自動車です


中央に骨壺(中国のそれは四角い)を置くスペースがあります。


正面が受け付け。奥にある黒く四角いものが骨壺です。さまざまなタイプ(価格)のものがあります。


墓石などに貼り付ける写真のサンプル。ヨーロッパの技術なので、サンプルの顔が西洋人なわけです。


中国人のモデル、かな?


式次第の説明パネルと、墓のカタログ。


告別式をするホール。


お墓参りで使う、飾りつけの花。造花です。


正面入り口の反対側には、紙幣を燃やす施設があります。


なにしろ森林公園であって、それぞれの墓地で紙幣を燃やしたりして山火事になったら、さあ大変、というわけで設けられているそうです。


次回、いよいよ墓地の中へ。