承前。
今回は「八達嶺陵園」のVIPなお墓特集です。
いや、これ銅像だろ? という感慨もひとしおなんですが、中国のお金持ちはこういうところに払うお金にも糸目をつけないんですねぇ。こういう文化があれば、彫刻家などの芸術家も生計が立ちやすいでしょう。
いいなぁ。
二人のお子さまのお父さんなんでしょうね。左側には、父上の幼少期からの写真があります。
お母上はご健在のようです。
これまた立派な御方のようで。
どう見ても若そうな・・・。と下を見ると。
39歳没ですよ。ご両親が建てられたのでしょうが、このくらいやりたくなる気持ちもわかります。
夫婦墓もここまでやれば、幸せですね。
男性の像だけで、もう一方は空きスペースに。あの世で待ってます・・・。
文筆業っぽいです。
京劇の方ですね。どう見ても。
こんなカワイイ彫刻も。
カメラ趣味の方だったのでしょう。キヤノンかな。
「愛妻」とあって、女性の名前だけが中央に彫られています。建てたのは夫。
おそらく夫は再婚したのだろう、ということです。
上と同じパターンですが、「愛妻」の書き方(左右)が異なります。どっちもありなのかな?
お墓の裏に書かれてる文字。「大文豪」です。昨今流行りの「獅子文六」は、野獣の王たる「獅子」と、文豪(文五)の上を行く「文六」のペンネームなんだそうですよ。関係ない話ですが。
まあ、そういうことでして。
ここまでイケイケなお墓を作られるともう、お幸せにどうぞ、というしかありませんね。
もちろん、前回紹介したようなのがスタンダードであって、これらはやはりVIPならではのお墓のようです。
当然、お金もたっぷりかかってそうです。
日本の葬儀はどんどん地味に、お墓などどんどん無くしていく方向に話が進んでいますね。
というわけで、そういう方面のお墓情報などは次回!