フィルムの知識
写真を趣味や生業にしている人であれば、写真プリントよりもフィルムの方が「オリジナル」で、これを元にいくらでもプリントなどを作れる貴重なものという考えはわかってもらえると思います。

そりゃそうでしょう、使い切りカメラに使われているネガフィルムなど、橙色をして、何が写っているかさえよくわからないのですから。
というわけで、写真にあんまり興味がなかった方や、若い人には、写真フィルムって何? ということをわかっていたたきたいので、フィルムの種類について整理しておきます。
写真フィルムは大きく3種類あります
一般的に使われている写真フィルムは「35ミリサイズ」と呼ばれ、フィルムの幅が35㎜あります。で、カメラ自体がこのフィルムを使えるように作られていて、35ミリカメラといわれています。画面のサイズは、約24×36㎜です。このサイズは今でも名残があって、フルサイズ・デジタル一眼レフなどに引き継がれています。
また、1970年前後は、フィルムがまだまだ高価でしたので、この画面を半分の約17×24㎜にして、倍の枚数を撮影できるハーフサイズカメラも使われていました。これ以外にも、ブローニー(中判)や4×5(大判)フィルムなどいろいろありますが、特殊ですので割愛します。
そしてこの35ミリフィルムは、種類によって3種類に分けられます。
1)もっともポビュラーな、カラーネガフィルム(カラープリント用)
2)古くからある、モノクロフィルム(モノクロプリント用)
3)プロ用といわれた、リバーサル(スライド/ポジ)フィルム(スライドショーや印刷原稿用)
カラーネガフィルム

色と濃さ(白さ黒さ)が反転していますので、これを同じような性質をもつカラー印画紙に撮影して現像することで、色と濃さが再反転して、普通の色や濃さのプリントができあがります。つまり、カラーネガフィルムの像を、再度撮影して現像いるようなものですので、この段階で色や濃さを自由に調整することができます。写真プリントの仕上りが満足できないのは、撮影時の問題もありますが、プリントを作る時点の問題も決して少なくはなかったのです。
モノクロフィルム

リバーサルフィルム

フィルムサイズの種類あれこれ
アルバムやプリントの他にフィルムのデータ化もしてもらえる節目写真館は、扱えるフィルムの種類も多く、プロカメラマンにも十分使えます。このサイトには、見たことあるーという形状のフィルムがいろいろ掲載されています。こんなのもあったねー、という程度でみていただければよろしいかと。上段3種は35ミリです。これらはサイズ(形状)が異なるだけで、それぞれにカラーネガ、モノクロ、リバーサルなどの種類がありました。
