家族アルバムや写真を整理して、「これは残す」とした物以外は、最終的には「廃棄処分」になります。
ところが、親族や友人や、あるいは人に見られたくない写真の数々は、そのまま捨てるには抵抗があります。
気持ちとしてどうしてもやりきれない場合は、神社などでの「お炊き上げ」を利用することもあるそうですが、それ以前に個人情報的な問題も気になるところ。
一枚ずつ分かている写真プリントやフィルムであれば、シュレッダーを通してしまえば、まずokでしょう。
しかし、分厚い紙に貼られた家族アルバムはシュレッダーには通せません。

廃棄物の処分は地方自治体によって方法や約束事がまちまちのようですので、まずはそちらに確認します。
写真やアルバムの処分と問い合わせは、決して珍しくはないようです。

我が川崎の場合、アルバムの処分については次のようなアドバイスを受けました。
個人情報が気にならなければ、普通の可燃物として出す。ただし、留め具などに金属がある場合は外しておくこと。
個人情報が気になる場合は、新聞紙などに包んで、人目につかないようし、収集車が来るタイミングを狙ってだす。
大量に出すと目だつので、少量ずつ出すのもコツ。

川崎市では、廃棄物処理センターへ個人が持ち込むことはできませんが、自治体によってはこれが可能なこともあります。
この場合は、廃棄物がボイラーに入れられる一歩手前 (ピットというそうです)まで、自分の手で持ち込むことができます。
その例を一つ。
本人の廃棄物であることが前提で、指定のごみ袋を使えば無料とか、業務用だと有料とか、いろいろな条件がありますので、事前に電話などで確認しておいた方がよいでしょう。

廃棄物処理センター
書類に必要事項を記入。本人確認が必要になることもあるそうです。
スタッフの指示に従い、自動車で処理場内へ。
自分の手でピット内に落します。これで安心。

ただ、処分しちゃうと二度と戻ってはこないんですよね。